お年玉の相場や意外と知らないマナーとタブーをご紹介
最終更新日:2022年12月13日
お正月の定番行事となっている「お年玉」。大人たちは細かいお金やポチ袋を用意するので大忙しですよね。
では、お年玉の相場やマナーはご存知でしょうか。今回は、お正月に欠かせない「お年玉」に関するマナーをご紹介していきます。
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目次
お年玉は元々、魂が宿った餅玉を家長が家族に「御年玉」として分け与えたことが起源だといわれています。それがお餅だけではなく金品も贈り合うようになり、今の形に変化していきました。
最近では、お年玉だけではなくお盆にもお金を渡す「お盆玉」も広がってきており、年に2回の「子どもたちにお金を贈るイベント」が確立されてきています。
それでは、お正月に贈るお年玉の相場はどれくらいなのでしょうか。子どもの年齢や贈る相手によっても相場が異なるので、分類してご紹介します。
自分の子どもに渡す場合
まずは、自分の子どもに渡す場合のお年玉の相場をみていきましょう。
未就学児(3歳から6歳)の場合は、1,000円程度が相場です。中には500円という家庭もあります。
小学校低学年の場合は、2,000円から3,000円が相場です。小学校に入学すると、硬貨でお年玉をあげる家庭はグンと減ります。
小学校高学年になると、3,000円から5,000円が相場になります。中学校に入ると、5,000円、高校生になると1万円が相場です。
大学生になるとお年玉を渡さなくなる家庭もありますが、中には社会人になっても結婚するまではお年玉を渡し続ける場合もあります。相場は1万円で変わらずといえます。
親族の子どもに渡す場合
続いては、親族の子どもに渡す場合のお年玉の相場をみていきます。
未就学児(3歳から6歳)の場合は、1,000円から3,000円程度が相場です。そして、未就学児も小学校低学年も高学年になってもあまり相場が変わらないことが特徴です。小学校低学年の相場は3,000円、高学年の相場もそれと同程度です。
中学校になると、相場が5,000円にアップするケースが多いようです。高校生になった親戚に1万円を渡すところもありますが、5,000円のままが一般的です。
大学生になると親族にも1万円を渡す人もいますが、大学入学を境に親族の子どもにはお年玉を渡さなくなる場合もあります。
知人の子どもに渡す場合
知人の子どもにお年玉を渡す場合も、親族の子どもと相場は似ています。
未就学児から小学校高学年までは3,000円程度、中学生と高校生は5,000円程度、大学生になると渡さないという人が多いといえます。
家庭内のルールがあったり地域差があったりする場合もあるので、先に確認しておくと安心でしょう。
お年玉は何歳まで渡すもの?
お年玉は何歳まで渡すものなのでしょうか。
何歳まで渡すかに決まりはありませんが、一般的には高校〜大学卒業まで(18〜22歳頃まで)お年玉を渡す家庭が多いようです。家庭によっては中学卒業や結婚するまで渡している場合もあります。各家庭によって異なるので、大人同士で話し合って決めるのがよいでしょう。
それでは、続いてはお年玉に関するマナーをご紹介していきます。
お年玉のマナー①ポチ袋に入れて渡す
お年玉を渡すときのマナーのひとつが「ポチ袋に入れること」です。ポチ袋の表に渡す相手の名前を書き、裏に自分の名前を書くのが一般的です。
もしかすると、想定していなかった来客があるかもしれません。そのときのために、年末年始はポチ袋を余分に用意しておくと安心です。
また、外出先で知人の子どもにお年玉を渡すシチュエーションも可能性としてありますよね。家に余分に用意しておくだけではなく、バッグの中にもポチ袋を入れておくことをおすすめします。
<ポチ袋を持っていない場合の対処法>
売買に使用するとき以外のお金は、紙や布で包んで渡すのがマナーです。そのため、ポチ袋を持っていない場合には、封筒や紙などに包んでお年玉を渡しましょう。
また封筒の用意がなく、懐紙などの白い紙も手元にない場合は、ティッシュペーパーでもいいので手持ちの紙に包んで渡すことをおすすめします。その際、ポチ袋がないことに対するお詫びの言葉を添えるようにしましょう。
お年玉のマナー②お札や硬貨はキレイな状態なものを用意しておく
渡すお金は、キレイな状態のものを用意しておくのもマナーです。
あらかじめ、必要な人数分を準備してポチ袋の中に入れておくのはもちろん、想定していないシチュエーションになることも考え、キレイなお札と500円玉をお財布の中に用意しておくと慌てずに済むでしょう。
お年玉のマナー③お札の折り方や硬貨の向きに気をつける
ポチ袋にお札を入れるとき、折らなければ入りませんよね。お札を折るときには、肖像が内側に入るように左から右に三つ折りにします。また硬貨は、製造年月が書いてある裏側を下にしてポチ袋に入れるのが、正しい入れ方です。
お年玉のマナー④ポチ袋の宛名の書き方
ポチ袋の宛名の書き方にもマナーがあります。基本的に渡す相手の名前をポチ袋の表面(できれば左上)に記載します。ただし、ポチ袋の絵柄によっては書く場所がなかったり、指定されていたりする場合もあります。その場合は、他の場所でも問題ありません。
大勢に渡す場合でも、しっかりと一人ひとりに宛名を書いて渡しましょう。
お年玉のNGマナー①:忌み数のお年玉を渡す
最近はあまり口うるさく言われてはいませんが、忌み数はできるだけ避けた方が無難です。
死を想像させる4のつく400円や4,000円、苦を彷彿とさせる9のつく900円や9,000円などは、よほどの事情がない限り、お年玉に使わない方がいいでしょう。
お年玉のNGマナー②:目上の方に渡す
基本的にお年玉は目上の人が目下の人に渡すものです。そのため、子から親、部下から上司などに渡すのは失礼にあたります。どうしても渡したい場合は「お年賀」として渡すか、お菓子などを渡すとよいでしょう。頻度としてはあまり多くありませんが、覚えておきたいマナーの一つです。
お年玉のNGマナー③:目上の方のお子さんに現金を渡す
お年玉は目上の者から目下の者に渡すものなので、それは上司や先輩のお子さんに対するお年玉にもあてはまります。とはいえ、お子さんからすれば「お年玉」を大変楽しみにしているはずです。その場合には「お年賀」としてお菓子を持参したり、最近ではQUOカードなどのギフトカードを現金のお年玉代わりにあげるという場合もあります。
お年玉のNGマナー④:相手が喪中の時期に渡す
相手が喪中の時期にお年玉を渡すのはマナー違反です。お年玉は新年のお祝いを目的としています。そのため、故人が亡くなられてから90日間はお年玉を渡すことを控えてください。どうしても渡したい場合は、「お小遣い」などに表記を変えて渡しましょう。あるいは時期をずらし、喪中が終わってから渡すのがおすすめです。
お年玉のお返しは必要?
お年玉のお返しが必要かどうか迷っている人もいるでしょう。お年玉の場合、基本的に子どもも親もお返しをする必要はありません。
もらうだけでは気兼ねするという人もいるかもしれませんが、子どもがいる家同士の場合、お互いにお年玉を贈り合うため、お返しを贈っているようなものです。
子どもがいない人から毎年お年玉をもらっている場合は、気が引けるようであれば、手土産を用意しておくことをおすすめします。ただし、手土産がなくても失礼にはあたらないので、あまり深刻に考えなくても問題ありません。
毎年の恒例行事として馴染みのあるお年玉ですが、マナーや相場は意外と意識したことがない方も多いのではないでしょうか。マナーをしっかり押さえて、皆さん楽しいお正月をお迎えください。
お年玉はポチ袋に現金を入れるのが定番ですが、最近ではQUOカードを贈る方法もあります。実際にQUOカードをお年玉として活用されている方のエピソードをご紹介します。
姪っ子へのお年玉にQUOカードを贈りました。(50代・女性)
正直に告白すると、実は昨年までは他社のギフトカードだったのですが、QUOカードはそれ以上に大喜びされ、私も嬉しかった!
手持ちの現金が無い時にちょっと甘いものを買ったり、ジュースを買えるから嬉しい!( ;∀;)だそうです。
義父とお正月を過ごしたときにお年玉としていただきました。(30代・女性)
子どもには絵本をプレゼントしてくれて、まさか私にもお年玉があるなんて思ってもなく驚きました。
『これで好きな本でも買ってね。子育ても大変だし、本でも読んで休憩してね』と言ってくれました。
面白かったのは子どもには使用済みのQUOカードをあげて『これはあなたの分だから好きに使っていいよ』とママと同じものを欲しがることを諭して、折れ曲がっても気にならないようにおもちゃ感覚として準備してくれていました。
「ママと同じカードだ」と大喜びしていて、楽しいお正月になりました。
バイト先からのお年玉としてもらいました。(20代・女性)
いつもお世話になってるバイト先でお年玉だよ!と、お年玉袋が5枚。
その中から1つ選んで今年の運試しということで引くと!なんと!!!大当たりの!QUOカード1万円で、とっても嬉しかったです。
QUOカードはデザインも多数あり300円券から1万円券まで金額も細かく分かれていて相手によって金額を変えるお年玉にぴったりです。
最近はキャッシュレス決済の導入が加速したことで、お年玉もキャッシュレスで渡す人が増えています。ここからはキャッシュレスのお年玉のメリットやおすすめ商品を紹介していきます。
キャッシュレスのお年玉のメリット
キャッシュレスのお年玉には多くのメリットがあります。
まず、お年玉をあげる人は銀行へ行って新札を用意するなどの手間が不要になります。もらった人は、現金や財布を持ち運ぶ必要がなくなり、携帯1つでスムーズに支払いが可能です。
また、衛生的な面でのメリットもあります。新型コロナウイルス感染症が流行してからキャッシュレス決済の導入は特に加速しました。キャッシュレスであれば非接触で使用できるので衛生面での心配がいりません。
キャッシュレスのお年玉ならQUOカード(QUOカードPay)がおすすめ
キャッシュレスのお年玉には、QUOカード(QUOカードPay)をご利用ください。QUOカードPayなら、アプリの取得や登録の手続きが必要ありません。
サイトから簡単に注文可能で、SNSで送るだけでお年玉を渡せるのも魅力的です。メッセージも添えられるので、気持ちのこもったお年玉になるでしょう。また、金額が決められるので、使い過ぎの心配もありません。
さまざまなメリットのあるQUOカード(QUOカードPay)を利用して、来年はキャッシュレスのお年玉を贈ってみてはいかがでしょうか。
公開日:2019月12月25日
プチギフト・お小遣いに
QUOカードがおすすめです
身近な人に感謝の気持ちが伝わるギフトを贈りたい。ちょっとしたプレゼント・お礼にはQUOカードがおすすめです。お小遣いやお年玉もQUOカードなら一味違う贈り物にできます。
QUOカードは全国共通の商品券(プリペイドカード)です。このステッカーのあるお店で代金のお支払いにご利用いただけます。会計の際にレジにてお出しください。
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