お年賀とはどんなもの?お歳暮との違いを解説!

最終更新日:2024年12月09日

新年の挨拶に用いる「お年賀」は、日本の伝統的な習慣ですが、お年賀のマナーやルールについて、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、お年賀に関する基本マナー、お歳暮や寒中見舞いとの違いまで、わかりやすく解説します。

  • 目次

お年賀とは

お年賀の意味や相場、お歳暮・寒中見舞いとの違いを解説します。

お年賀とは?

お年賀とは、新年のご挨拶の際に感謝や、よい関係を願う気持ちを込めて手渡す贈り物です。お年賀の起源は、お正月に年神様へのお供え物を持ち寄り、贈り合う風習にさかのぼります。

現在では、親族や知人、取引先などを訪問する際の手土産として用いるのが一般的です。

誰にいつ贈る?

お年賀は、両親や親戚、上司、取引先など、目上の方やお世話になった方に新年の挨拶を兼ねて贈る手土産です。一般的には1月2日から松の内までに渡すのがマナーで、関東では7日、関西では15日頃までが目安とされています。

相場

贈る相手との関係性や状況によって、お年賀の相場は異なりますが、一般的には1,000~5,000円程度が目安です。職場の上司や取引先、親戚などには3,000~5,000円程度の品、ご近所や友人には1,000~2,000円程度の品が選ばれています。

お歳暮との違い

<贈る時期>

お歳暮を贈る時期は、一般的には12月上旬~25日頃です。関東や関西では12月31日までに届くように手配すれば問題ありません。

本来は、お正月準備を始める「事始め」にあたる12月13日から贈るのが習わしでしたが、近年は11月下旬から準備を始めることもあります。

<意味>

お歳暮は、お世話になった方へ、感謝の気持ちを込めて年末に贈る贈り物です。「歳暮」という言葉には「年の暮れ」という意味があり、「一年間ありがとうございました」と感謝を伝えるとともに、「来年もよろしくお願いします」という気持ちを込めて贈ります。

寒中見舞いとの違い

<贈る時期>

寒中見舞いを贈る時期は、松の内が明けた後から立春までとされています。関東では1月7日、関西では1月15日を松の内の終わりとするのが一般的で、その翌日から2月3日ごろまでが適切な期間です。この時期を過ぎて贈る場合は、「余寒見舞い」となります。

<意味>

寒中見舞いは、寒さが厳しい時期に、相手の健康や体調を気遣う挨拶状や贈り物です。「お年賀」と異なり、祝いの意味をもたないため、自分や相手が喪中の場合のご挨拶や、年賀状を出しそびれた場合の代替として使われることもあります 。

お年賀のマナー

贈る相手に失礼のないよう、お年賀のマナーを確認しておきましょう。

相手の都合に合わせる

お年賀を渡す際は、相手の都合に配慮し、事前に訪問可能な日時を確認することが大切です。元旦や午前中は避け、午後の時間帯、特に午後13~14時ごろの訪問が適しています。また、新年会などに出席して渡す場合は、相手の荷物にならないよう配慮した品を選びましょう。

いただいた場合はお返しをしない

お年賀は、訪問する側が持参する贈り物であり、基本的にお返しをする必要はありません。訪問を受けた際は、おせちやお屠蘇をふるまうなどして感謝の気持ちを伝えます。訪問者が子どもを連れている場合は、お年玉を渡すことで気遣いを示すのもよいでしょう。

贈答品の扱いについて確認する

公務員や一部の企業では、接待や賄賂の疑念を避けるために、贈答品の受領を禁止している場合があります。お年賀を贈る際は、相手先の贈答品に関するルールを事前に確認し、相手の規定に反する行為にならないよう配慮しましょう。

のし紙について

お年賀の贈り物には、紅白の蝶結びの水引が付いたのし紙を掛けます。表書きには「御年賀」または「お年賀」と記し、水引の結び目の下に贈り主の名字を記入しましょう。紅白の蝶結びは、ご挨拶やお祝いごとなど、繰り返しあってもよい慶事に用いられます。

新年のあいさつにQUOカード・QUOカードPay

お年賀の贈り物に、QUOカードを添えるのもおすすめです。

QUOカードを添えてご挨拶

QUOカードは、もらった方が自由に使える実用的なギフトとして老若男女どなたからでも喜ばれます。コンパクトで低額でも使いやすく、贈答用のカードケースに入れたりのし掛けして贈れば、手軽でありながら相手への気遣いがより伝わり、企業の年始のご挨拶や親しい方へのちょっとした心遣いとしても最適です。年始にふさわしい干支デザインなどもご用意しています 。

QUOカードPayならさらに気軽に贈れる

QUOカードPayは、スマートフォンで簡単に贈れるデジタルギフトです。受け取る側も面倒な個人情報登録や専用アプリが不要で、負担なく使えます。カード型よりも柔軟に活用でき、直接会えない相手にもメールやSNSで送れるため、ビジネスや遠方の知人への新年の挨拶にもおすすめです。

まとめ

お年賀は感謝と新年の挨拶を伝える大切な習慣です。相手に喜ばれるお年賀を選び、新年のよいスタートを切りましょう。
近年では、QUOカードのような実用的で手軽なギフトが注目されています。また、QUOカードPayならオンラインで簡単に送れるため、忙しいお相手にも最適です。


公開日:2024年12月09日

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