Twitterとの相性が抜群。新規フォロワー獲得・店舗誘引を実現

牛丼チェーンの松屋フーズ（松屋フーズホールディングス）において、松屋フーズのみで利用可能な「松屋フーズ専用QUOカードPay」をインセンティブとして活用し、Twitterのフォロー＆リツイートキャンペーンを実施。

松屋フーズでは公式Twitterアカウントで新メニューを告知しています。新メニューの認知拡大と新規フォロワー獲得の2つの目的でフォロー&リツイート（フォロリツ）キャンペーンを実施し、松屋フーズのみで利用できるQUOカードPayを“専用券”としてインセンティブ配布しています。キャンペーンにより新規フォロワーを獲得できるとともにリツイートで新メニューを拡散でき、QUOカードPayを“専用券”として配布することで、必ず松屋にご来店いただけるところが素晴らしいポイントです。もらったお客様はギフトとして受け取るため、心理的に普段より贅沢しようかなと思ってもらえるところもいいですね。

QUOカードPayはTwitterのフォロリツキャンペーンとの相性が良く、導入前は18万人だったフォロワーが導入後約半年間で26万人にまで伸びました。1フォロワー当たり20円程度で獲得できていて、Twitter広告と比べて効率よく集められています。
キャッシュレス決済アプリやLINE公式アカウントを活用したSNSプロモーションも行っていますが、QUOカードPayはその中で最もコストパフォーマンスが良いフォロワー獲得手段となっています。キャッシュレス決済アプリはユーザーが多いので爆発力がありますし、LINE公式アカウントも効果的ですが1回あたりの施策で大きな予算が必要です。それと比較して「QUOカードPayは少額で始められるにもかかわらず、これだけの認知が得られるのはすごい！」と社内でも高評価を受けています。

以前はTwitterを活用した食事券のプレゼント企画を行っていました。目視でコメントを確認して当選者を選出し、ダイレクトメッセージで配送先を聞いた上、郵送で食事券を送るという大変なアナログ作業でした。これらの作業は4〜５人で手分けして行っていましたが、QUOカードPayを採用するようになってからは1人で十分になり、運用効率の良さを実感しています。お客様が受け取ったQUOカードPayは、店頭の券売機にQRコードをかざすだけで利用できるようにしています。これまで大きな工数がかかっていた「紙のクーポン券の受け渡し」をデジタルで完結でき、作業時間と人員を大幅削減することができました。

４月に投稿した最初のフォロリツキャンペーンでは、テイクアウト限定で税込300円となった（通常は税込320円）牛めし（並）を、3個買える金額と同額のQUOカードPay900円分を10人にプレゼントしました。投稿してすぐに大きな反響があり、結果的にリツイート数は1万1000を超え、「いいね！」数も約2500獲得しました。QUOカードPayのTwitterアカウントでも告知いただくことで、一度のツイートで数十万リーチになるほど告知することもできました。
その後も新商品発売のタイミングで、商品と同額のQUOカードPayをプレゼントする等のキャンペーンを実施し、Twitterトレンド入りを何度も果たしました。当初は1カ月に1回の実施でしたが、“2週連続キャンペーン”を試したところ2週ともトレンドに入るほどの反響があったので、現在はキャンペーンの頻度を上げています。それまでの新商品の売上予測に対する結果はほぼ100%でしたが、QUOカードPayを導入してからは120%ほどで推移していて、最近ではそれを見込んで予測を出されるようになりました（笑）。嬉しい悲鳴です。

“専用券”としてのQUOカードPayは、自社だけにとどまらず広く活用できると思っています。過去にTwitter上で企業の枠を超えて、普段は競合である吉野家さんをはじめ、肉関連の外食企業5社で相互送客を狙って「肉レンジャー」という企画を行ったことがあります。現在のQUOカードPayは松屋のみで使える設定にしていますが、利用できる店舗の範囲を自由に設定することが可能なので、肉レンジャーのような企画にQUOカードPayを絡ませて、例えば牛丼チェーンを横断して利用と配布が可能な「牛丼専用QUOカードPay」をつくって業界を盛り上げられたら面白そうですね。
今後も“専用券”をはじめ、QUOカードPayを活用したキャンペーンでSNSとリアル店舗をスピーディーにつなぎ、来店と購買を促進していく予定です。